私たちヒトは、他の動物よりも多くの言葉を持ち、使いこなし、誉めたり、感謝をしたり、励ましたり、導いたり、様々な優しい想いを伝えることができます。遠く離れている人に、その想いを瞬時に伝える便利なツールも持っています。
その結果、人はいつでも人と繋がっていることを実感でき、優しさに癒され、暖かい気持ちになれますよね。
人が多くの言葉をもち、人と繋がる便利なツールを作り出したのは、こんなふうに人を想う優しさを伝えるためであり、幸せを共有するためだと思いませんか?
少なくとも、人を傷つけ、苦しめて、結果的に自分も不幸になる。そんなことのためではなかったはずです。
でも、実際には残念な使い方をする人がいる。
私たちは自分の想いや考えを伝えるとき、相手がどんな気持ちになるかを想像し、言葉を選ぶことができます。
その想像力と言葉の選択力は、一瞬にして多くの人と繋がる便利なツールを使うときほど必要な力なのかもしれません。
科学技術の進歩で生み出された素敵なツールたちを正しく、幸せに使うために、
人が本来持っている力、いわゆる人間力を養い、人として成長・進歩することの大切さを、未来ある子どもたちに伝えるためにも、
私たち大人が日々、心がけ実践しなくてはと思います。