親心と子の心

ふと気が付くと

子どもを心配することより

子どもに心配されることの方が

多くなっていた。

もちろん、

子どもの幸せを願う親心は

子どもがいくつになっても変わらないけど

大人になった子どもの

親への思いは

子どもの頃とは大きく変化していた。

あたりまえのことで、

健全で

頼もしい変化なのに

ほんの少しだけ

寂しさを感じつつ

“老いては子に従え”

ということわざを思い浮かべ

まさに、その時が来たのだと自覚したら

なんだか気持ちが軽くなった