子育ての様々な経験の中で、
難しい!と感じることの一つに、
毎日のように込み上げる『心配』という感情にどう対処するかということがあります。
子どもを愛しているから心配する。親なら当たり前のことだと思っていました。
が、
何気なく手にした本で
心配と愛情の大きな違いに気づきました
たしかに、
愛情から派生する心配なのですが、
子どもに押し付けた時点で
子どもの考え方や行動、
人生の選択肢まで制限してしまうことにも。
親は心配という不安から解放されますが…。
極端な例ですが、
実は工作が大好きで、アートの才能があるのに、
手を切ってしまうことが心配でハサミやナイフを使わせず、
子どもの才能を伸ばせない。
それどころか、
気をつけて道具を使うという日常の基本的な成長まで妨げてしまう。
こんな感じで、
これから起こるかどうかもわからない悪い状況を想像して
行動を制限する。
子どもを守るためと思っていることが、
子どもにとっては迷惑なものになってしまうこともあるのです
子ども自身が
危険を予測して回避する力、
失敗や苦難を乗り越えられる力を
身につけるために、
親に求めらるものは、
子どもが安全に力強く成長していく姿をイメージする前向きな想像力と、
心配を祈りに変えて見守る覚悟だと信じ、
子どもたちが成人した今も実践しています。