#NOTEブログ@その14

コロナ対応新たなるステージへ@医科クリニックの開業医妻の日常

昨日、9月4日に厚労省からの発表がありましたね。

発熱症状のある患者さんが受診する際の手続きを変更すると。

過日8月28日の厚労省大臣からの発表を受けてのことでしょうけど、

内科クリニックとしては、覚悟はしていましたが、厳しい選択を迫られる気がします。

コロナ患者さんを積極的にみるか、みないか。

風評被害が一番怖いですよね。

ただでさえ、患者さんの数は減っているのに。

でも、厚労省の発表では、発熱患者(コロナ疑い患者)さんは近くの医療機関での対応となるそうですね。

対応できない場合は、対応できるところを紹介、

保健所なども対応できるところを紹介、

そして、その医療機関はHPで案内されると。。

はぁ~、悩みますよね。

うちのクリニックでは、受付事務さんたちは、極力コロナ患者さんの応対をしたくないと言います。

今までは、保健所を案内していたようです。
(私たちの知らないところで(-_-;))

スタッフの気持ちはよくわかりますし、守ってあげたい気持ちもありますが、

本来のクリニックとしてはどうあるべきかと、考えざるを得ないところでもあります。

労務トラブルも予想されるし、風評被害も怖いし、、

こんなにコロナの最前線に立って(内科だからですが)頑張っているのに、なかなか報われない私たちって、ホントかわいそう😢

な~んて、言ってても誰も助けてくれないので、とりあえず頑張ります。

ということで、

『患者さんたちが安心して受診できるよう環境を整えること』

が最優先になりました!

①発熱などの症状の有り無しで、来院の時間帯を分ける、動線を分けるなどの対応が必須です。

②院内で患者さんが感染しないよう、またスタッフの身を感染から守るためにも、極力、非接触型にしていこうと思います。

③売り上げは下がることが予想されるので、経費を含めた抜本的な経営改革を行います。

まず、①と②について、患者さんがネットから予約または順番を取る際、症状の有無で予約の時間帯が振り分けられるよう設定し、簡易問診を取る。

また、オンライン診察券を発行し、診察券をクリニックで受け取らなくてもいいようにする。

さらに、来院の際は、携帯をかざして、バーコードを読むとチェックインになる。

今は保険証を確認させていただいていますが、来年3月からはマイナンバーカードを持参してくれれば、非接触で保険証確認ができます。

そして、会計時、セルフレジにて診察券をかざして会計をする。
(paypay等も対応)

せめて、これくらいは冬までに整えたいかなと思っております。

③については、もうすでに第1弾として、経費の見直しは4月にしてしまっているので、第2弾として固定費である人件費の見直しになります。

できたら、スタッフ一人一人がプロフェッショナルとして、

クリニックの診療方針に向かい、自己実現できる仕組みを構築したいと思っています。

その実現方法としては、可能なことなのかを関係各所に確認してから、

またご報告いたします。

そういえば、加藤大臣が雇用調整助成金の延長(9月末まで→12月末まで)についてもお伝えされていましたが、

妊婦さんに制度をつくってお休みあげたら、助成金もらえる制度もできていたんですね。

うちは当てはまらないので、ノーチェックでしたが、もし当てはまるクリニックさんは一考の余地ありかと思います。